自動人形とは「オートマン」や「オートマタ」という別名を持ち、機械仕掛けで動作をする人形の事を指します。自動人形や機械人形とも呼ばれ、いわゆる西洋からくり人形と言えば分かりやすいでしょうか。

 

この記事では自動人形恐怖症の原因や症状、克服法や注意点について詳しく解説していきます。

 

自動人形恐怖症とは?

 

悩む人の多さ:★★☆☆☆

生活密着度 :★★☆☆☆

克服可能度 :★★★★☆

総合危険度 :★★★☆☆

(各評価指数について)

 

自動人形恐怖症は広義での人形恐怖症と同じ扱いをされています。通常の人形恐怖症を自動人形恐怖症での症状や克服法に大きな違いはないため、同義として開設していきます。

 

 

自動人形恐怖症の原因と症状

 

人形は人間を模したミニチュアの模型で、人形浄瑠璃などの伝統芸能や玩具としての認知が広く伝わっています。

 

しかし世界各地での歴史では色々な民族によって人間の代わりとされてきました。

 

生贄に使用されたり、厄除けのための身代わりとしても使われてきました。そのような背景から人形に対して恐怖を覚え、特に動く人形に異常なまでの恐怖や不安症状を訴える人が増えてるようです。

 

症状としては強い不安感、動悸や震えがあり、重症なケースでは失神やパニック発作も確認されています。

 

 

自動人形恐怖症への対処、克服法や注意点

 

人形恐怖症への対処として、まずは人形にできるだけ接しない環境づくりが挙げられます。

 

人によってはぬいぐるみにも同様の恐怖を感じる事から、子育て中のお母さんには避ける事が難しいかもしれません。

 

しかし、まずは家族や周囲の同意を得て、人形に接する状況を極力なくしましょう。

 

人によって西洋人形が怖いのか、ぬいぐるみなのか、日本人形なのかは差がありますが、人形に接しない環境を作り、その上で医療機関への受診をする事をおすすめします。

 

医療機関での有効な治療法として認知行動療法が挙げられます。医師の監督の下、人形や自動人形に接して慣れていき、安全である事を認識する事で克服できるケースが多いようです。

 

特に曝露療法が有効とされていますが、克服に向けての治療は必ず医師の監督下で行いましょう。

(各恐怖症に有効な治療法の一覧)

 

 

まとめ

 

自動人形恐怖症は人形恐怖症ともほぼ同義ですが、からくり人形に対するものや日本人形に対するものなど、人によって恐怖の対象は様々です。

 

医師の診断と指示の下で取り組めば、完全に克服できる可能性があるので、自動人形恐怖症に悩んでいるのなら治療を実践してみる事をおすすめします。

 

あなたが自動人形恐怖症を克服できる日が来る事を心から願っています。