世の中にはたくさんの「恐怖症」というものがあります。

 

英語では「フォビア(phobia)」と呼ばれ、恐怖を覚える対象とフォビアを繋げて「○○phobia」と表記されます。

 

恐怖症によって引き起こされる症状はめまいや頭痛、息苦しさ、重度の場合は吐き気や嘔吐、パニック発作にまでなる場合があります。

 

「嫌悪」の延長のようなものから、トラウマが起因するもの、人間としての本能が過敏になっているのが原因なもの、神経症や不安障害に分類されるものがあり、日本国内だけでも約200種類、欧米では約500種類もの恐怖症が医学的に認定されています。

 

子どもの頃に恐怖症になり、大人になると克服できるものもありますが、逆に大人になってから特定のものや事象に対する恐怖症になる事もあります。

 

生活に支障をきたす恐怖症では曝露療法(曝露法/エクスポージャ法)を代表とする行動療法が用いられることで克服する事ができるものもあり、近年では各種恐怖症やその治療に対する研究も進んできています。

 

私自身、いくつかの恐怖症に悩まされ、周りにも複合的な恐怖症による症状に苦しんでいる人がいます。

 

しかし残念ながら家族や周囲の理解を得られずに、生活だけでなく家族の絆にまで影響してしまっている方も多くいます。

 

このサイトでは色々な恐怖症を紹介し、知ってもらい、単なる個人の弱点としてではなく、症状や苦しさを周囲に理解してもらえる環境の構築を目的としています。

 

そしてこのサイトの目標は恐怖症に苦しむみなさんの恐怖症克服です。周囲の助けを受けながらでも悩ましい恐怖症を克服できたという人が一人でも多くなる事を願っています。

 

サイト管理人