月に対して恐怖を感じる人は少ないように感じますが、全世界で見ると意外と多いようです。
月恐怖症は英語ではSelenophobiaやlunaphobiaと呼ばれています。月に対して恐怖を感じる原因は何なのでしょうか?またどんな症状が出るのでしょうか?克服法や注意点もあわせて詳しく解説していきます。
月恐怖症とは?
悩む人の多さ:★☆☆☆☆
生活密着度 :★★★★★
克服可能度 :★★★★★
総合危険度 :★★★☆☆
特に日本では、月といえば十五夜やうさぎを連想する習慣を幼い時から持っている人が多いのではないでしょうか。しかし実際に月に対して恐怖を覚え、その症状に苦しみ悩んでいる人がいます。
月恐怖症の原因と症状
月恐怖症の原因としては「満月」がキーワードになる事が多いようです。
満月の夜に犯罪が多く起こる事や体調に変化が訪れやすい事、狼男のようなストーリーを負のイメージで連想し、それが増幅する事が月恐怖症に陥る原因となります。
さらに想像がエスカレートして、月が落下してくるかも知れないという不安や、自分が月を見ると危険な人格に豹変してしまうのではないという不安を感じたりしてしまい、そのような要因が元となって条件反射的に症状が出てしまうケースが見られます。
症状としては極度の不安や動悸、呼吸の苦しさ、吐き気等が挙げられます。よほどの事がない限りパニック発作にまでは至らないようです。
月恐怖症への対処、克服法や注意点
月恐怖症への対処はなかなか難しいのが現状です。月を避けて生活する事は現代では特に難しいので、月を避ける努力をするのは現実的ではありません。
症状に悩んでいるなら、周囲への理解を求めるようにしましょう。
克服法としては曝露療法が効果的とされています。
元々月が自身に大きな影響をきたす事はないため、医師の指導の下で月に接して時間を置き、何も起こらない事を確認して認識する事によって完全に克服する事も不可能ではありません。
まとめ
月恐怖症は日常生活において避け続ける事は困難ですが、克服するための有効な方法がありますので、克服に向かってチャレンジする事をおすすめします。
ただし、必ず医師の診断、監督の下で行うようにしましょう。
あなたが月恐怖症を克服できる日が来る事を心から願っています。